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〔受付〕平日(月~土曜)10:00~22:00

合格体験記

早稲田大学(早稲田大学(K.H君)

はじめに

この合格体験記を書くにあたって、本当に僕がゼロからスタートしたことを伝える為に経歴から紹介させてもらいます。

僕は世間一般にいう元非行少年です。

中学校2年生頃から非行が始まり、その時期から学校には全く行っていませんでした。

中学卒業と同時に暴走族に入り、建設業などの肉体労働をするかたわら毎日のように暴走や犯罪を繰り返していました。16歳の時には共同危険行為で逮捕され、鑑別所にも2度入りました。大雑把ではありますが、このように勉強とは無縁の世界で生きてきました。

勉強を始めるまで

僕は逮捕されてからもなおすぐには非行をやめようとは思わず変わらない日々を過ごしていました。

しかし、子供ながらに1年1年と年を重ねるごとに考えが変わっていき、自分の今後を考えるようになりました。

「このまま現場しよってあっという間におっさんになるんかなー」

「天候に左右されるこの不安定な職業で将来家族を養っていけるんかなー」と。

でも実際は何をしていいのかも分からず、ずっとモヤモヤを抱えながら2年近く過ごしていました。

その頃、小学校からの幼馴染が目標を見つけて必死に勉強し、東京へ上京しました。休みの時に帰ってきた彼と話しているととても目を輝かせていて、自分にない充実感を持っていると感じました。

その時行動を起こそうと思いました。僕は建設業で有名な職人になりたかったので、日々の仕事で感じていた自分の無知(体積の求め方も分からなかったのでとんでもない量のコンクリートを頼んだり)を克服するため、勉強を始める事を決意しました。

勉強開始

最初は仕事の後に地元の定時制高校に通おうと思ったけど、両立は厳しいと思い、仕事を辞めて親に紹介してもらったフジゼミに入塾。

スター卜時の学力は

「英語」

be動詞はかろうじて聞いたことあるがI You She Heの後に何がくるか分からない。

問答無用ゼロからやり直し。

「国語」

古文漢文の存在を知らない。

漢文のレ点、一、二点は全部印刷ミスだと思っていた。

「世界史」

日本のこともよく分かっていなかったので小学館の出来事辞典というマンガを読み興味を持つことから開始。

このように、早稲田に挑戦する以前に問題がたくさんあり、そもそも中卒である僕は高卒認定を取ることから始めなければいけませんでした。

合格までの流れ

勉強内容の前に合格までの大まかな流れです。

5月 勉強開始。3ヶ月後の高卒認定を優先にしつつ、英語と世界史は大学受験を意識した勉強。

8月 高卒認定(8科目)全て一発合格

11月 英検準2級合格

2月 広島修道大学合格

3月 英検2級合格

翌年2月 早稲田、明治、法政、成蹊大学合格

広島修道大学を受験したのは、早稲田を語るにはあまりに実力不足だったため、1年目は現実的な偏差値50レベルを目指そうとなったからです。

英検を受験したのは、最初からゴールを目指していてはそれがあまりに遠かった場合モチベーションが続かなくなってしまうこともあるため、小さい目標を設定しそれをクリアすることによって勉強に勢いをつけようと思ったからです。

勉強内容

【英語】

・中学英文30分野+高校英文法18分野をテストで90点以上取るまで反復学習。

(その前提として、映像授業+問題集で徹底的に勉強)

最終的に文法・語法は「ファイナル英文法」で解けない問題はないというレベルまで。

・読解は速読の授業を受けつつ、連単入門編と必修編を20周は反復。

その後は上級編の中から必要だと思う文章を繰り返したり、早稲田は時事問題に強くないといけないと聞いたので、Japan Timesの記事を一日一つは必ず読みました。

・読解問題は、英検3級→高認過去問→英検準2級→2級と段階的に上げていき、センターで160点を超えてからは入試実戦レベルを本番までひたすらやる。

・英単語、熟語は寝る前に範囲を決めてひたすら反復し、慣れてきたら覚えてないものだけ抜粋し、単語、熟語力―ドを作り暗記。

【世界史】

出来事辞典を読み、まずは興味を持つ。

その後メモリーツリーを作り色々な出来事と関連させ暗記。

ある程度出来たら、山川出版社のナビゲーター。

その日やる項目数を決めて読み、巻末の付録を解く。

次の日、前日にやった範囲を復習し、解けなかったり間違えたものにはチェックする。それを一週間繰り返したら週末にその週やった範囲を総テスト。

これを最低でも15周は繰り返した。

ナビゲーターが完璧になってからは、早慶レベルの専門的な問題をひたすら解く。

【国語】

これは言葉ではうまく説明できないので割愛するが、現代文、古文、漢文全てゼロからの基本的な参考書を覚えた。

後はひたすらセンターや受験校の赤本を解いて数をこなした。

センター、赤本を通して100題は優に解いたと思う。

大学に入って

大学に入って1年が過ぎたが本当に毎日が新鮮です。

大企業の社長の子供や4ヶ国や5ヵ国語も話せるバケモノなど今まで関わることのなかった人達と出会い、様々な価値観を知り数年前幼馴染が味わっていた充実感を僕も日々味わっています。

伝えたいこと

もし今あなたが受験生で壁にぶつかっているなら心配しなくても大丈夫です。

あなたより何歩も後ろからスタートした僕でも大学に入ることができたんですから、きっとあなたもどんな難しい志望校でも合格できます。

もし今あなたが受験生でなかったとしても、この記事を見て今まで諦めてきたこと、避けてきたことに挑戦するほんのちょっとの後押しでも出来たら幸いです。

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