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2023年4月24日
フジゼミに入るまで
小学生のときから一夜漬けというスタイルで勉強していました。
中学まではそれで対応できていたのですが、高校に入り部活も勉強量も大幅に増加すると、赤点を連発するようになりました。
そして高校では部活で疲れて帰宅後すぐに寝る生活を送っていました。部活のためだけに家と学校を往復していたような気がします。たまに、課題でも済まして持っていこうと思ってページを開いても問題が何を問うているのかさえ分からず、いつの間にか寝ていたこともよくありました。
部活を引退すると、みんなと同じように教室に遅くまで残って勉強をしてみました。ここで躓いたことは基礎中の基礎の問題が解けないことで、その原因は基礎が頭の中に入っていないから。だから、いくらセンター対策しても点が安定するわけもなく見直しをしても全く頭に入るわけがありませんでした。
そのままセンター本番に突入してしまい、本番はボロボロでした。大問1から分からないテストもあり適当にマークを塗りました。テストを受けながら本当に情けなく思えてきて、このまま大学に行けたとしても何のために大学に行くことになるのだろうと考えたりしました。結局、センターは4割と少しで公立大学は不合格。私立はセンター利用で定員割れの学部と私の地元にある大学に合格しました。力を出し切れていないと感じていたのもあり、浪人することを決めました。
勉強
理系志望なのに、文系科目のほうが好きなこともあって、理系科目はほとんど何もわからない状況でした。夏までは勉強しても頭に入っているのかわからず、理解もあまり出来ていませんでした。2浪も視野に入れていたこともあります。それでも、まわりの人の支えもあり何とか耐えることが出来ました。
河合の第三回全統マーク模試では470点もありませんでしたが、その直後から理解が深まり成績が伸びたのが12月の後半くらいで、センターの直前でした。苦手科目を重点的に対策したのがよかったかもしれません。焦りもありましたが、焦って理解をおろそかにすると本末転倒なのでじっくり腰を据えるよう心掛けました。自分の出来る範囲で学習計画を立てたのがよかったと思います。
実践してきた勉強法
大した点も取れなかったのでみんなのためになるか分かりませんが、参考になれば幸いです。
まず勉強する前に必ず、勉強する範囲の目次やタイトルでもいいので目を通しておくことです。すると自分が何を学習しているのかが把握できて学習しやすいと思います。それから教材を何周も何周も考えながら読むこと。これは売られていた本に載っていました。
浪人してから気が付いたのですが、数学は数字遊びではなくガチガチの論理で成り立っています。ということは一つの問題にしか対応できない小手先のテクニックを覚えるのではなく、一歩引いて全体を俯瞰してほかの問題とのつながりを考えることができれば、自ずと点数は上がると思います。また一度忘れたとしても思い出しやすいというメリットもあります。
しかし、疲れていてはその効果も半減するでしょう。そんな時は休んだ方がいいです。それに、集中力も切れています。集中できないのに無理に新しい事を覚えようとしてもほとんど頭に入りません。自分がそうであったように、時間を浪費するだけです。適度に休み、オンとオフのメリハリをつけてください。
それから参考書は自分のレベルにあったものを使ってください。レベルがちょうど良いと成績もよく伸びます。自分に合わないと思ったら参考書を変えるのもいいです。数学で特に重宝した参考書は坂田アキラさんが書いた面白いほど~というシリーズです。数学が苦手な人に本当におすすめできます。この本はわかりやすいと言っても、数学をはじめとした主要三教科は基礎を固めるまでにかなりの時間を要します。早めに苦手分野を克服する事が合格への近道だと思います。
センター試験の点数の推移
約400/950 → 約670/950
合格校
島根大学総合理工学部数理・情報システム学科
立命館大学理工学部電子情報工学科
近畿大学理工学部情報学科
岡山理科大学工学部情報工学科
フジゼミに通って
ほかの人も書いていますけど、まず普通の塾では体験できない事だらけでとても刺激を受けました。俺は狭い視野で世界を見ていたのだなと感じることもしばしばありました。普通の予備校に通っていたら淡々と勉強するだけの浪人生活を送っていたのかなと思います。先生方にわからない事を聞きに行くとわかるまで教えて頂けたので本当に助かりました。それに受験校や勉強の話も親身になって相談に乗って頂きました。この塾でなければ受験もどうなっていたかわかりません。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
受験生の方へ
自分の力を信じて、途中であきらめないでください。