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卒業生の声

卒業生の声 - 社会で活躍する卒業生たち

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日下 忍さん

病院勤務 業種:看護師

なぜフジゼミに入塾したのか?
29歳の時に、学歴も資格もない自分の将来が不安になり、看護師の資格を取ろうと考えました。若い頃から好きなことをして、両親やいろんな人に迷惑をかけてきたので、看護師になって世の中や人の役に立ちたいという思いもありました。看護師になるには、専門学校の入試に合格しないといけないのですが、過去問を見たら1問もわからなくて…。そんな時、中学の同級生だった藤岡くん(塾長)が塾を始めたと聞いたので、駆け込んだんです。
入塾した時の学力レベルは?
かけ算の九九もできなくて、xとyなんて初めて聞いた…そんなレベルでした。当時は9歳・5歳・1歳の3人の子どもを育てながら、飲食店でパートもしていたので、授業中にウトウトすることもありました。何度も諦めようと思ったのに頑張れたのは「大丈夫!お前なら絶対できる」と励ましてくれた藤岡くんや、一から丁寧に勉強を教え、いつも笑顔で接してくれた朋子先生のおかげ。その内どんどん問題が解けるようになり、勉強することが楽しくなっていきました。
受験勉強で苦労したこと・頑張ったことは?
入塾して3カ月後に准看護学校の入試があり、無事合格することができたのですが、学校に通っているうちに「世の中にこんな素晴らしい職業があるんだ。もっと勉強して、スキルアップしたい」と正看護師を目指すことに。私は高校を中退していたので、高卒認定(旧 大検)に合格する必要があり、9科目も勉強しなくてはいけませんでした。子育て、パートに加え、准看護学校で学びながらの通塾は大変でしたが、家族や友人のサポートもあり乗り越えることができました。
フジゼミ時代で印象に残っていることは?
藤岡くんがいつも言っていた「君ならできる」「今やらないとダメ」という言葉です。最初の准看護学校の入試の時は自信がなく、受験するのは次の年にしようとしていましたが、この言葉があったから、後回しにせずにチャレンジすることができました。フジゼミでは、少しでもできると「すごいよ!」と褒めてくれるんです。私は褒められると伸びるタイプなので(笑)、やる気と自信になりました。
現在、どんな仕事をしていますか?
急性期医療の病棟で、正看護師として働いています。看護師は人のデリケートな部分や深いところまで入っていく難しい仕事ですが、患者さんやご家族から「ありがとう」と言ってもらえた時は、この仕事をしていて良かったとやりがいを感じます。最近は、緩和ケアや在宅介護にも興味を持っています。フジゼミに通い、学ぶことが好きになったので、これからも看護師として勉強を重ね、スキルを磨いていきたいです。

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